コレステロール研究室 > 食品で下げる > 柿の葉茶(ビタミンC&タンニン)
柿の葉茶にはビタミンCとタンニンが豊富で、LDLコレステロールを排泄し血圧を下げる効能があります。
このため柿の葉茶は、昔から高血圧の民間薬として使われてきました。
柿の葉には、ビタミンCの前駆物質であるプロビタミンCが100g中100mgも含まれています。
プロビタミンCは加熱に強く、体内に入るとビタミンCに変わる物質で、プロビタミンCが変化して出来たビタミンCにはLDLコレステロールを減らし血管を丈夫にして動脈硬化を防ぐ効能があります。
また、柿の葉茶にはポリフェノールの一種であるタンニンが多く含まれています。
タンニンにはLDLコレステロールと結合して体外に排泄させる効能がある他、血圧の降下といった効能もあるようです。
柿の葉茶は市販で安くて良いものがたくさんありますが、家庭で作ることも可能です
材料となる柿の葉は、春から初夏にかけての若葉を使います。
また、甘柿より渋柿の方がプロビタミンCをたくさん含んでいるそうです。
これで完成です。
できあがった柿の葉茶は湿気に弱いので、除湿剤と一緒に缶などに入れて保管し、大さじ1杯を一人分の目安に使ってください。
自分でこだわって作るのも良いですが、市販品にも安くて良いものがたくさん発売されています。
小分けにされているものなら保存状態も安心ですから、上手に利用したいところですね。